国民学校には、木銃と木剣が常備された。
当時陸軍の歩兵は三八銃という鉄砲を持っていた。
そして腰には短剣を下げていた。離れた敵には銃を用い、接近戦では銃の先端に短剣を装着して槍のようにして用いるのである。
三八銃に短剣を装着したものを擬して作られたのが木銃である。
私たちはその木銃で敵を突く訓練を屡々させられた。
現在、銃剣道として武道の一つになっている。
剣道連盟には属していないが、これも剣道の一つと言えるのではなかろうか。
2022-06-29
鈍舟の通武揶気:居合と健康(4)
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