2023-05-25

一修行者の独り言

3~4ヶ月程前から、自宅にて手の内を絞める稽古を行っています。
素振りをやるにしても今の振り・手の内で良いのか?
数だけこなしてもかえって悪いクセが身に付かないかという疑問がありました。

そこで新聞紙を模擬刀や木刀で斬ることを初めました。
天井の高いロフト付き部屋の高い位置に、細いワイヤーを張り先端に洗濯バサミを付けたタコ糸を垂らし、
半面に切った新聞紙を目の高さで宙に浮かせ真っ向から斬りつけ、
二枚に切り分けられれば正しい振りが出来たということになります。


しかしこれが大変難しい、両端を固定すれば斬るのは容易い。
だがワイヤーの弾力と洗濯バサミの固定力では、スピードだけの斬りつけだと切れない、紙を叩き落とすだけになります。

これは真剣を用いても同じで、斬れ無かった時の「バシャッ」という音はまさに気持ちの潰れる音そのものです。
体軸を振らさず剣尖に力を込め斬りこむ角度、丹田から身体を前に押し出す力が全て整った時は斬れる。
私は今だ斬れたり斬れ無かったりの状況ですが、100%斬れるようになったら素振りの練習が始められると思い精進する毎日です。

皆さんはどのような稽古をされていますか?
ヒントになることをご教授下されば幸いです。(一修行者)


自宅や狭いスペースで木刀や模擬刀(真剣)等を使い稽古をする場合は、人が周りにいないことを十分確認してから行ってください。(管理人)

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