2022-09-20

鈍舟の通武揶気:「呼吸法」

胸式呼吸と腹式呼吸といわれるものがあることは、周知のとおりであるが、腹に空気を入れるわけではない。
丹田に力を込め姿勢を正し腹部を前に出し横隔膜を引き下げることによって胸郭が大きくなる。
結果、多くの空気が肺胞に入り込む。
吐く息(呼気)の量も増える。
この吐く息が声帯などを振動させることによって声となる。
お謡いの声はこの声である。
居合いに役立つのはこの姿勢と呼吸の調整法であろうか。
簡単に言えばこういうことである。

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