京都大会は、「全日本剣道演武大会」と称し、今年は120回目という長い歴史を持っている。
日本剣道連盟所属の錬士以上の者が参集する場であり、剣道(竹刀剣道)、居合道、杖道のほか薙刀、古武道各種形の参加も含めた演武大会である。紋付き袴姿が多い。
紋付き袴は和装の礼服である、その和服を着しながら洋装の革靴姿の者を其処でしばしば見るのは異様である。
形無しである。日本の由緒ある文化を愛する鈍舟としては悲しい。
武道は着装も大切にするはず。かく言う鈍舟は意固地な末期高齢者か。
されど型は大切、形に至るまで。